逆張記譚

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【剣盾シングルS2最終236位構築】多軸ヌルメタコントロール

こんにちは、びびあんと申します。

 

S2で使った構築を紹介します。

 

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構築経緯

前期終盤でヌルアントが大量発生したので、順張りしてその流れに乗ることに。

 

しかしダイマしても耐久不安・切れたら命中不安なので使いたくなく、また何より逆張り精神が働いてしまったので、アントの代わりに他の火力ポケモンを探す。

 

ある程度の素早さもありトンボも覚える鉢巻ヒヒダルマに目を付けた。ヌルダルマf:id:Vivianpoke:20200203000254p:plainf:id:Vivianpoke:20200203000317p:plainの並びを採用。

 

また、ヌル入りの構築を探したところ、以下の構築が見つかったのでその軸であるヌルメタf:id:Vivianpoke:20200203000333p:plainf:id:Vivianpoke:20200203000350p:plainの並びを採用。

SMシングルレートS4 -騙りたがり狼と偽物の意志 "NULL META NANCE"-:こころゆくまでポケモンアーキテクト - ブロマガ

 

前期もメタモンを使っており、対面性能・ストッパー性能の高さは評価しているので、すんなり採用することができた。

vivianpoke.hatenablog.com

こっちもぜひ読んでってください

 

ここまでで格闘の刺さりが気になったので、格闘に投げれるドヒドイデf:id:Vivianpoke:20200203000418p:plainを採用。ヌルドヒドの受け回しも可能になった。

 

次に受けサイクルに対する駒として、身代わり悪巧みトゲキッスf:id:Vivianpoke:20200203000525p:plainを採用。

 

最後に、構築パワーを底上げできる壁オーロンゲf:id:Vivianpoke:20200203000547p:plainを添えて完成!

 

 

簡易解説

構築に銘打ってるように、この構築は3つの軸の選出が可能である。

 

ヌルメタダルマf:id:Vivianpoke:20200203000333p:plainf:id:Vivianpoke:20200203000350p:plainf:id:Vivianpoke:20200203000317p:plain

原案通りのヌルメタ+ダルマ。ヌルメタの対応範囲が広いので困ったらこの選出をしていた。

 

基本の動きは、ヒヒダルマメタモンで対面に勝つorトンボ→ヌルバック→後攻トンボでヒヒダルマメタモン無償降臨を繰り返すだけ。

 

ヌルドヒド(メタモンorトゲキッス)f:id:Vivianpoke:20200203000333p:plainf:id:Vivianpoke:20200203000418p:plain
相手に格闘がいる時にはこの受け回し。構築に自然にメタモンを採用出来ているので積みへの解答となる。また、トゲキッスは後述の通りヌルともドヒドとも相性がいい。

 

ロンゲキッス(メタモン)f:id:Vivianpoke:20200203000547p:plainf:id:Vivianpoke:20200203000525p:plain
相手にドリュウズロトムがいなくてトゲキッスの刺さりが良い時や、メタモンでコピーしても旨味がないやつばっかな構築相手にはこれ。

 

 

個別紹介

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タイプ・ヌル@進化の輝石

性格:呑気
努力値:252-0-252↑-0-4-0
実数値:202-115-161-115-116-57
特性:カブトアーマー
トライアタック/とんぼ返り/電磁波/眠る

調整先:

HB特化余りD
後攻トンボするため最遅

 

クッション要員。

雑に投げてメタモンヒヒダルマにトンボをつなぐ。

ヒヒダルマより速い奴には電磁波を入れてからトンボ、ヒヒダルマの攻撃を耐える奴はトラアタで削ってからトンボをする。

 

残りの一枠は眠るを採用。なんだかんだ硬いとは言っても過労死しやすいし、メタモンの特性上、起点になっても良いかつ生きてるだけで価値があるのでこれ以外考えられない。また、TODによる勝ち筋も作れるのも役に立った。

他の技候補としてブレイククローや凍える風があるが、メタモンでコピーすることを考えると余り能力ダウンはさせたくない。また、このポケモンは重いロトムにメガネトリックをされることがあり、眼鏡をもらってトライアタックで削る立ち回りもするのでトライアタックを採用。

 

ダイマックスに関しては、後続のヒヒダルマメタモンダイマしない方が強かったり動きやすかったりするので、たまに切ることがある。

例えばスカーフウオノラゴンと対面するとエラがみが乱数二発なので電磁波トンボが間に合わない(即トンボメタモンダイマ切られると逆鱗で倒せず返り討ちにあう可能性がある)ので、そういう時にダイマを切って削ることがある。

が、メタモンダイマ権を残している方が動きやすいので基本は割かない。

 

NNはまだ考え中…

 

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メタモンこだわりスカーフ

性格:生意気
努力値:252-x-x-x-x-x
実数値:155-x-x-x-x-x
特性:変わり者
変身

調整先:

H全振り

 

対面性能とストッパー性能の鬼

このポケモンで詰めるように立ち回る。

 

高速アタッカーには基本有利だが、ドリュウズやサザンやドラパをコピーした時は、素直に殴るとダイマで返り討ちにあう可能性があるので、ヌルで電磁波を入れたり削ったり、余裕があれば一度ヌルにバックして様子を見たりしていた。

 

逆に不利な相手は鈍足高耐久高火力アタッカーと耐久型やサポート型。

鈍足高耐久高火力アタッカーはスカーフの旨味が少なく、またメタモンの体力が155しかないので殴り合いになると不利。

耐久型やサポート型は言わずもがな。

だがそういう相手には大抵ヒヒダルマが刺さるので、この二匹の補完は良かった。

 

S1の記事にも書いたが、このポケモンは出すたびに変身する都合上、削れたポケモンも残しておけば、

コピーして一匹倒す→削れたポケモンをクッションに死に出し→コピーし直す

といった動きが可能になる為、ヌルが敵の攻撃圏内で半減が読める場合や、ダルマからヌルを後出しできない時には後出ししていった。

 

ダイマに関しては、このポケモンに割くことが一番多かった。だが、ダイマ後は同速になる為注意が必要。

 

NNはBon Clay

ワンピースのマネマネの実能力者

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ワノ国編でマネマネの実が悪さしまくってますね…

続きはよ!

 

 

 

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ヒヒダルマ@こだわりハチマキ

性格:陽気
努力値:4-252-0-x-0-252↑
実数値:181-192-75-x-75-161
特性:ごりむちゅう

つらら落とし/フレアドライブ/とんぼ返り/馬鹿力

調整先:

ASぶっぱ

ステロ意識のH4振り

陽気な理由はドリュウズを抜くため。(ダイマを切られても上から一撃な為、メタモンを投げるより安定感がある)

 

火力お化け

ヌルから繋いで全てを粉砕していく。

技構成は最高火力のつらら落とし、対面操作のトンボブラッキーカビゴンに打てる馬鹿力、最後はアーマーガアとギルガルドに打てるフレアドライブ

 

相手にカバがいる時には先発で投げる。

エースバーンやサザンドラと対面した時は気まずいがヌルに交代するようにしていた。

 

トンボの火力が凄まじく、ニンフィア程度の身代わりなら壊すことができる。ヌルが身代わりを残しやすいポケモンなので、

身代わり→ヌルで後攻トンボ→ヒヒダルマで先攻トンボ→…

と繋いでいくことで身代わりを残しにくい。

ただ、終盤増えていたギルガルドの身代わりは無理なので注意。

 

ダイマは火力が下がるので基本しないが、技をどうしても打ち変えたい時には使った。

 

NNはWhisper

 妖怪ウォッチのこいつから

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完 全 に 一 致

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ドヒドイデ@黒いヘドロ

性格:図太い
努力値:252-x-252↑-0-4-0
実数値:155-x-224-73-163-55
特性:再生力

熱湯/毒毒/毒びし/自己再生

調整先:

HB特化余りD

 

サイクル要員

格闘入りや物理偏重に対して投げる。

技構成は熱湯自己再生と、ヌルによる詰め筋を強化するどくどくどくびし。

メタモンのおかげで起点になっても良いので、黒い霧は不採用。

 

どくびしは擬似ステロのように使えるので、メタモンによる抜き性能の補佐にもなる。

また、キッスと選出した時に、身代わりでダメージを稼ぐことができるのでその点でも相性がいい。

 

無難に強かったが、今期はTOD環境のため選出率は控えめだった。

 

NNは考え中… 

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トゲキッス@食べ残し

性格:臆病

努力値:132-x-4-116-4-252↑

実数値:177-x-116-155-136-145

特性:天の恵み

エアスラッシュ/大文字/身代わり/悪巧み

調整先:

H:16n+1

HB:ドリュウズのアイへ確定耐え

上から身代わりできる範囲を広げるため最速

 

対受けサイクル枠

前期はオニゴーリを使っていたが、今期はTODを考慮して遂行速度の早いポケモンを使いたかった。

ヌルとも相性が良いポケモンを探していたところ、この記事を発見。

t.co

これだと思い、身代わり悪巧みキッスを採用することに。

似たような役割のポケモンサザンドラがいるが、壁軸でも出すこともあり、すり抜けドラパが怖い、また、受けサイクルに入るミミドラパなどにも相性が悪くないのでこちらを採用。

 

持ち物は起点にした後のダメージ蓄積が気になったこと、壁や身代わりとの相性を考えて食べ残し。

 

技構成は、t/Tさんの原案通りエアスラ文字身代わり悪巧みで完成されている。

 

身代わりとエアスラ怯みが強く、ダイマをしなくても強いので、壁選出をするときは不要ならダイマを切らずにメタモンに割くようにしてた。

 

NNは考え中

 

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オーロンゲ@光の粘土

性格:意地っ張り

努力値:4-236↑-244-x-4-12

実数値:171-187-116-x-96-82

特性:いたずらごころ

リフレクター / ひかりのかべ / ウルクラッシュ / 不意打ち

調整先:

HB:ドリュウズのアイへ最高乱数切り耐え

A:ドリュウズに不意打ちで確2

S:同族を意識して12振り

 

壁貼り役

自慢のABオーロンゲ

個人的に壁貼り要員には最低限の対面性能を期待しているので、殴れるようにAB振り

このおかげで対面でドリュウズに勝てるようになった。

どうせ今のサザンは突っ張ってこれないのでD方面への調整は要らないと感じた

 

技構成は両壁と対面性能を確保できる不意打ちソウルクラッシュ

 

ダイマは全く切らなかった。

 

NNはAstigmatism

Under Taleのこいつから

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前期でLooxというNNのオーロンゲを使ったので、そのつながりで。

 

 

あとがき

最高順位は1/12日時点での62位、テスト期間のため1/31まで全く潜らなかったらここまで落ちてました(

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終盤は2桁チャレンジに2回負け、徹夜でギリギリまで粘ったが最高119位、最終236位で終了。 

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ロトム入りへの明確な解答がないのと、終盤増えたサザンガルドが重すぎたことが勝ちきれなかった原因。

最終日だけ潜るとこういう環境変化に気づくことが出来ないので良くないということを痛感しました。

 

S3ではポケモンホームが解禁され、過去作のポケモンをそのままランクマ使えるなら毒毒羽休め吠えるめざパで大きく環境が変わると思うので楽しみです。

 

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