逆張記譚

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【セカコロダブルbest64 最高レート2046(友人)1978(自分)】キバ抜きキバアロー【ポケモンSVダブルS3使用構築最終300位】

こんにちは、びびあんと申します。

 

2月に行われた賞金付き大会であるセカコロの3次予選に出場し、スイスドローを6-2で抜けてbest64に入賞し、また自分は最高レート1978、構築を共有した友人が2046を達成した構築を紹介します。

最終は1902で300位でした。

 

自分

 

 

 

友人




 

構築経緯

VGCなどのレンタルパーティを見漁って環境を分析したところ、マスカーニャが減ったりウィンディ入りのサイクルが増えたりと地震の通りが良いことに気づいた。

 

地震を採用した構築としてキバアローや寿司などが挙げられるが、それらでは威嚇がキツく勝ちきれないと考えた。

 

また、テツノカイナが湧いており猫騙しの数が増えたのでそこに背を向けずに対応したく、キバアローや寿司ではそれはできないと考え、他に地震を撃てるポケモンを探した。(S1,S2の構築でさえゴーストテラス+ゴーストポケモンを採用しており、これは自分のこだわりとも言える)

 

その結果、地面テラス精神力カイリュー地面テラス負けん気コノヨザルのみが該当した。コノヨザルでは素早さに補正を掛けると地震の火力が足りず、カイナをファイアローの攻撃と合わせて倒すことができなかったり、等倍相手に3発必要になるケースがあったりと火力の不足を心配し、カイリューを採用した。(コノヨザルもツツミのクイックターンと合わせて弱保で採用したりも考えたが、カイリューの感触が良かったため、形になる前に終わった)

 

キバのように露骨に地震を撃つように見えないため刺さる試合が多くこれを軸に決定した。

 

隣に並べる役として、こご風等ではハバタクカミやテツノツツミをカイリューが抜けないため、S操作要因として追い風を採用することが確定した。浮いてる追い風持ちでハバタクカミやテツノツツミに先制できて、猫騙しで怯まないポケモンを考えたところ、隠密マントのファイアローヤミカラスのみが該当した。ヤミカラスは耐久があまりにもないこと、削り残したカイナや襷持ちに対してまとめてある程度の打点が出せる隠密マント熱風ファイアローを採用した。

 

時系列が前後するが、パーティの元のアイデアとして滅び詰めを考えており、そのために先発2体で2体持っていって3vs2の形を作れる並びを模索していた。なので、後続に叩き台として滅びの歌ハバタクカミを採用した。

 

詰めるために高耐久のポケモンが欲しく、また飛行タイプのポケモンに有利が取れるテツノカイナを採用した。

 

相手の飛行タイプが重いため、見せ合い段階である程度程度抑制するため、ツツミノオーの並びを採用した。地震で削り残したポケモンをスイープ出来たり、半減される飛行や草に一貫したりとシナジーを感じたので、変えずに続投した。

 

 

簡易解説

カイリューファイアロー+カミカイナ

基本選出。2体落として滅ぶか数的有利を活かして勝ち

キョジオーンやアーマーガアなど詰めポケモンがいる時はこちらを選出した

 

カイリューファイアロー+ツツミノオー

基本選出その2。2体落として吹雪で勝ち

追い風等氷が一貫してる時はこちら

 

 

③ツツミカイリュー+ノオー@1

バンギルガンやカミカイリュー等、ファイアローを出したくない時はこちら

一回守る地震して削った後に吹雪ノオー交代で一体落としつつ削って、カイリューと@1で詰める

 

 

 

個別紹介

カイリュー@拘り鉢巻

185(148)-204(252)-116(4)-x-121(4)-113(100)

地面 精神力

地震/神速/ドラゴンクロー/雷パンチ

調整先:

A特化
S-1追い風で最速サーフゴー抜き
余りH

 

神ポケ

数多の試合をeasy winに導いてくれた。レート戦やセカコロのようなBO1の戦いでは、このような初見殺しはやはり刺さるなという印象。

しかし、「終盤、環境の通りはわるいし相手にはバレてるしでキツすぎました」by友人

終盤の環境的には構築経緯で書いたコノヨザルも試してみたかったが、旅行に行っていて時間がないのとレンタルワザップが削除されたためパーティを作れず断念。

 

 

ファイアロー@隠密マント

179(204)-x-92(4)-118(188)-90(4)-176(108) 

炎 颯の翼

追い風/熱風/守る/挑発

調整先:

カイリューのテラス鉢巻神速耐え
サーフゴーのテラス眼鏡ゴルラ最高乱数耐え
+2準速ヘイラッシャ抜き
余りC

 

守るの枠は鬼火やオバヒ、エアスラ、エアカッターなどが候補だが、滅びとの相性的に守るが一番勝ちを持ってこれた。鬼火は後述するハバタクカミ的にあまりいらず、オバヒは一回打つと完全な置物になるのがキツかった。エアスラは先制で撃てたり草テラスアルマなどに打ちたい場面はあった。

 

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

162(252)-x-117(252)-155-155-156(4)

鋼 古代活性

マジシャ/甘える/滅び/守る

調整先:

HB振り切りでヘイラッシャのウェーブ+-2ウェーブが低乱数になる
Sブースト

 

甘えるは寿司に対して、死に出し→甘えるカイナに交代→甘える守る→滅びバック(→カイナ守る→何か→守る)という処理ルートが取れるようになる。また、デバフで滅びのターンを稼いだりCSなら落ちるような攻撃を2耐えしてプランを崩したり等便利だった。

ラスト相手のカミや炎タイプと対面した時、殴れないのが弱いのでシャドボがとても欲しかったが切れる技がなかった。

 

 

テツノカイナ@食べ残し

240(84)-198(156)-130(12)-x-120(252)-71(4)

飛行 クォークチャージ

ドレパン/雷パンチ/ヘビボン/守る

調整先:

H16n
シャリタツからのダメージをなるべく減らすD振り切り、また雑に耐久を上げたかった
Bはヘイラッシャのウェーブの乱数が変わる
Aは余りかつ11n

 

求める役割としては飛行タイプに強くて4倍弱点で即死しない高耐久で撃ち合える火力があってできたら先制技もあるポケモン
ドドゲザンやアラブルタケも一時期使っていたが、どちらも出落ちすることが多く消去法でカイナになった。

しかし、シーズン終盤はアルマイエッサンのワイドフォースで出落ちしていたため他にいいポケモンがいそう。

アーマーガアは地震無効だしかなりいい線行ってると思うが、いい型を練り切ることができなかった。

 

 

テツノツツミ@襷

132(4)-x-134-176(252)-80-206(252)

氷 クォークチャージ

吹雪/イドロポ/アンコ/守る

調整先:

CS特化

襷+イドンプはカミドクガに偶発対面した時に。アンコは寿司を倒し切るために採用。プンポロドイハは一回も打たなかったためこご風やオーロラベールでも良かったかもしれないが、ツツミノオーの基本性能を落としたくなかった為切る勇気がなかった。

 

 

ユキノオー@オボン

189(188)-x-111(124)-146(164)-96(4)-84(28)

水 雪降らし

吹雪/ギガドレ/オーロラベール/守る

調整先:

ヘイラッシャの+2テラ一丁+壁テラ一丁耐え
回復効率考えてB多めのオカルト111ライン
大体の同族抜き
残りC

 

ツツミで吹雪打ちながらあと投げすることが多いため、耐久よりにした。

微妙に火力足りなかったため、CS襷にしたり氷の礫を入れたりした方が良かったかもしれないが諸説。

 

 

あとがき

友人の構築に関しては、自分のカイナの枠がHDヤミカラスになってカイリュー入り等ファイアローが縛られて追い風できない時の追い風要因として採用されていたり、数的有利を取れたならいらないと割り切ってカミの滅びを切ってスイーパー性能を上げたり、基本選出がアローカイリュー+ツツミノオーだったりマイナーチェンジがある。

 

今回、我ながら相当いい軸を自力で考え出すことが出来、友人と構築を共有して練り上げいったりやおよそ7000人規模の大会でbest64に入るなど、とても楽しい経験をすることが出来た。

 

大会独特の緊張感やちくわニキ踊る体験をしたいので、次は公式大会に向けて考えていきたいと思う。

 

 

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では、以上ありがとうございました。