【単体考察】弱点保険オニゴーリ(と簡易構築)【ぽけっちシングル部内戦優勝】
はい、えーどうも、びびあんです
第71回駒場祭でのぽけっちシングル部内戦でも使用したオニゴーリの単体考察(と部内戦使用構築)を紹介します
調整紹介
オニゴーリ@弱点保険
性格:意地っ張り
努力値:20-220↑-12-0-4-252
実数値:158-140-102-90-101-132
特性:ムラっけ
守る/つららばり/絶対零度/地震
調整先:
HB:エースバーンの球火炎ボール43.8%
S:準速、耐久振ってる大体のサンダー抜き、早くないドランやカイリューや遅いランドロスも抜ける
A:余り
エースバーンと初手で鉢会った時、構築的に引けなかったのでギリギリ不利にならない程度の乱数までBをあげている。エースバーンは守る読みで初手ダイマなどもしてきうるので安定はしない。弊害としてポリゴン2のダウンロードでCが上がってしまうので、構築でエースバーンに対する引き先があるならAにもう少し割いた方がいい。(具体的には、A143にすれば11nで効率が良いかつ、端数を振り分けつつ、ダウンロード対策までできるのでそっちの方が良い)
火力の目安としてはH振りサンダー確一、H振りテッカグヤに4割程度。
誕生経緯と強み
部内戦3日前に試運転するまで勘違いしていたのだが、シリーズ7は試合時間が15分だと思っていたので、TOD構築を使おうとして初手ダイマ枠を探していた。
このランドレヒレカグヤ環境において、初手に来やすいランドロスをなるべく居座らせつつ、襷だった場合にそれごと破壊できる見えないダイアイスが環境に刺さっていると考えた。(サンダーにも抜群が取れる)
見えないダイアイス要員は割と考えつくのだが、それらのポケモンは大抵レヒレかカグヤに弱く、交代を誘発してしまう。
そこで、レヒレカグヤに弱くなく、ついでにサンダーにもダイマを切らせないで処理できるポケモンいないかなーと探していた。
.......
いた。
\\デーン!!//
それでは強みの紹介に移っていく。
①技範囲がえらい
オニゴーリはまもみがのイメージが強いので、その点で見えないダイアイスを打てる。さらにサブウェポンとして地震を持っているため、呼ぶ鋼に対しても打点がある。ダイアースは特防をあげられるため、レヒレなどと打ち合うこともできる。
②ダイマを誘発しない
上で述べたようにまもみがのイメージが強く、相手としてはダイマックスしにくい。そこに不意のダイマによる高火力が刺さるのである。事実、初手ヒードランや、低火力だと油断した弱保竜舞カイリューや、「オボン込みで二耐えできるやろwww」と甘えたステロを打ってきたカバルドンをしばいてきた。「ダ イ マ ッ ク ス を ご 存 知 で な い ? ?」
③耐久ポケモンに見かけ上強い
上で述べたようにまもみがのイメージが強く、例えばテッカグヤ対面などでもヤドリギではなくヘビーボンバーやラスターカノンなどから入ってくれたり、ほのおタイプやはがねタイプに交代してくれたり、まもみが読みの行動をしてくれたりと、相手が勝手に悠長な行動をしてくれる。
④ムラっけが弱保やダイマとの相性が良い
これに尽きる。ダイマックスで耐久が上がるのはもちろんのこと、相手はダイマを枯らそうと時間をかけてくれる。その間にこちらはムラっけの試行回数を稼ぐことができる。
また初手対面では、相手としてはムラっけの試行回数を稼がせたくないため早急に処理したいので、弱点技をバンバン打ってくれるので弱保が発動しやすい。
ざっとこんな感じである。ちなみに、物理型で採用している理由は、レヒレや鋼や炎にダイアースで打ち合うケースが多いためである。特防が上がればムラっけの試行回数をより多く稼ぐことができる。だが、それだけだとオニゴーリの本来の強みである耐久ポケモンに勝つということができなくなるため、ダイマ中に特攻が上昇することも考慮して絶対零度も採用した。
このオニゴーリは初手からダイマすることを考えているため、普通のオニゴーリと比べてムラっけのムラの影響が小さい。最初の一ターンは普通の火力のダイアイスが打て、耐久も下がっていないため弱点保険が発動せず倒れてしまう事故も少ない。
強みは色々書いたが、エースバーンやウーラオスに弱かったりダイマ後の火力が(ダイマしても正直足りないが)そこまで無かったりと弱みもあるので留意。
簡易構築紹介
ぽけっち部内戦で用いて優勝した構築を参考としておいておく。前述のように、直前までTOD構築を使うことを考えていたので、冠の新要素を入れた構築が思いつかず、ほとんど入っていないが...(サンダーすらも調達が間に合わなかったので友人に借りた)
エルフーン@食べ残し 図太いHB まもみが宿り木ムンフォ
ウオノラゴン@拘り鉢巻 意地HA エラがみ逆鱗地ならし身代わり(流用、眠る寝言とかが多分いい)
ミミッキュ@カシブの実 意地HABシャドクロ影うちトリル呪い
ドラパルト@命の珠 意地AS ゴーストダイブ逆鱗ギガインパクト呪い
サンダー@鋭い嘴 控えめCS 羽暴風10万熱風
オニゴーリが入っているので、見せ合いでウオノラゴン含め追い風エルフーンや電磁波ミミッキュ、電磁波ドラパルトに見せている。
その実
①初手ダイマミミノラゴン
②初手ドラパ呪いリレー のどちらかを選出する。
ミミノラゴンや呪いリレーに関しては結果を残している先人の方がいらっしゃるので、そちらを調べてください。
オニゴーリの初手ダイマは言うてもリスキーなので、裏のパワーを高めるためにミミノラゴンを採用している。新環境でSの水準が上がったり水の一環が増したりしていると思ったのですんなり思いついたし、実際刺さっていた。(決して新解禁ポケモンの個体調達がめんどかったわけではない。)
また、ランドレヒレカグヤ環境にクリアボディダイホロウがぶっ刺さっていることに気づいていたため、オニゴーリと合わせて偽装しやすい呪いリレーを採用した。実際刺さっていた。(決して新解禁ポケモンの個体調達がめんどかったわけではない。)
参考動画
部内戦は3回配信卓に乗ったのですが、そのうち2回オニゴーリを使っているので、よければ見ていってください。参考になれば幸いです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
4:34:20- 選手紹介 (二番目)
5:07:15- 予選第二試合(オニゴーリ)
5:51:45- 準決勝(呪いリレー)
6:42:15- 決勝(オニゴーリ)